帰郷



 
本家の甥(主人の亡き長兄の息子)から
 「おじさん(主人の次兄のこと)が元気をなくして
  このところ入退院を繰り返しているので、都合が
  ついたら それとなく帰ってきて励ましてほしい」っと
  電話があり 急ぎ田舎へ行ってきました。

 義兄は糖尿病で視力が落ちつつありましたが
 この数ヶ月とくに悪化したようで、気力をなくし
 体力も無くしたようでした。

 昨年義兄より頼まれていた、肖像画が出来上がったので
 それを届けに来たことにしました。  
(私たちが突然見舞いにいけば何事かと余計な心配を
    させないように)

 ビックリするほど弱弱しくなってはいましたが、幸いにも
 まだ絵を見る視力は残っていて、とっても喜んでくれました。
 看護婦さんや病室の方々にうれしそうに自慢してみせて
 います。  
 兄嫁の話では
(こんな笑顔は久しぶりにみた)とのことで
 飛ん帰って ほんとうによかったです

 
 「病は気から 頑張らんでどうするんだぁ!」
 主人もさんざん勇気ずけに気を配り 少しは気力も
 でたようで頑張ってくれるとおもいます。
 
  やさしい心配りをしてくれた本家の甥に感謝です