ころも薪能


 金曜日 夕立のある不安定な空模様の中 友達の
 お誘いを受けて初めて薪能を観てきました。
 豊田市美術館の中庭で6時開場 7時開演、全自由席なので
 少し早めに出たのですが、もう沢山の人が並んでました。
 池の上に舞台は作られ、篝火がゆらゆらと池に映っています。
 対岸に桟敷席と椅子席があり 正面の椅子は満席なので桟敷に
 座ったのですが 案の定にわか雨が!!
 皆あわてて傘をさすのですが なんせ狭い場所 傘のしずくで、
 席も服もいささか濡れました。(椅子席は濡れないんですよ〜)
 開演20分前 雨もやみ濡れた舞台をスタッフの方が
 モップや雑巾で懸命に拭いて下さり、開演することが
 できました。
 


 
       
          ( 開演前  演じ中は撮影禁止でした。)

 狂言 豆腐小僧  大蔵流 
 豆腐小僧と言う 情けなくて気弱そうな妖怪に、
 大名と太郎冠者、次郎冠者がからむお話で
 声がよくとおり 内容も良く分ったので
 ゆるやかな動きのなかに沢山の笑いを楽しめました。

 能  乱 和合 (みだれ わごう)  宝生流 

 恥ずかしいのですが、良く分りませんでした。
 酒の好きな猩猩が,酔って波の上を舞い遊ぶさまを
 演じられたのですが、謡の声が屋外なので飛び散るのか
 内容が聞きずらくて・・ただ 舞いはゆったりと優雅に
 篝火とともに 楽しみました。